ストレートネックの治療法・治し方

 ネックなび.COMでは、ストレートネックの症状、発症原因、自覚症状による自己チェック方法と治療方法に関する情報を専門に解説しております。

ストレートネックの治療法について

 ストレートネックの治療は、基本的に手術を用いない、保存療法を基本に治療をおこなっていきます。
 慢性的な姿勢が大きな原因としての要素を占める障害ですから、まずは
●環境
●生活習慣
 の見直しが治療開始の最重要項目となります。
 これは、根本を解決しない限り、どのような治療を行っても、再発の危険性がぬぐえない為です。
 実際、ストレートネックを発症した方は、半数以上が再発を経験します。
 具体的には、デスクワークをする方の場合は、
●一定時間おきにストレッチを行う
●パソコンの画面を視線の高さに合わせる
 などを行い、負担のかかる前かがみの姿勢が続かないような環境を整備していきます。

薬物療法について

 ストレートネックを発症すると、継続的な負担から、頸部に炎症を発症しているケースがあります。
 この炎症は、基本的に、姿勢の矯正などで自然に完治していきますが、
●炎症が強く痛みが強い
 場合は、非ステロイド性消炎鎮痛剤などを用いて治療をしていくケースも考えられます。
 薬物の服用は一時的な処置ですが、炎症を抑える事で痛みも引いてくるので、過度の痛みを発症しているケースでは薬物療法も有効な治療法となります。
⇒薬物療法による治療(参照記事)

温熱療法の効果について

 温熱療法とは、ストレートネック症の治療の中期過程で取り入れていく治療方法のひとつです。
 手術などを行わないことから保存療法のひとつとなります。
 首に痛みを発症しているケースでは、まだ炎症が患部に残っている状態であるため、炎症の悪化を抑制するためにも基本的に温熱療法を取り入れることはありません。
 しかし、薬物療法などで炎症が緩和し、痛みも引いてきた段階では、温熱療法が効果的な治療手段のひとつともなります。
 温熱療法は、文字通り「温める」ことによって血行を高め、回復力を高める治療のことを指します。
 様々な治療器具などが販売されておりますが、皮膚の上から暖かいタオルをのせてあげるだけでも温熱療法としてしっかりとした効果を発揮しますので高価な器具は必要ないでしょう。
 また、外部から温める他、体の内部から温める「漢方薬」を使用する方法も効果的です。
 どちらも血行を高めることによって人間が本来持っている「自然治癒能力」を向上させることが目的ですから、少しずつでも継続的に実践していく心構えが重要となります。

◆葛根湯(漢方薬)
 体を温める効果を持つ漢方薬の中でも最も親しまれている漢方薬のひとつが葛根湯(カッコントウ)です。
 葛根湯は、発熱症状時のさむけや悪寒、首筋や肩のこわばり、かぜのひきはじめなどに処方されるケースが多い漢方薬です。
 一度は服用した経験がある方も多いのではないでしょうか。
 効果としては、主に体を温める働きが主力で発汗作用を高める働きがあります。
 漢方薬は副作用症状などの心配が少ないものが多く、(まったくない訳ではありません)安全性が高い点が親しまれている理由の一つにあります。
 但し、葛根湯は体を温める効果はありますが、痛みの緩和成分などが活性化されるわけではありません。
 ですからストレートネックの治療過程ではあくまで温熱療法目的で使用していくことになります。